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【コラム】団体信用生命保険・疾病補償について

  • 執筆者の写真: cu
    cu
  • 6月13日
  • 読了時間: 2分


住宅ローンを利用する人の多くが団体信用生命保険(団信)に加入します。

これは万一の時にローンの借入金が残っていても完済できるようにするための保険で、

金融機関への債務残高を生命保険会社が保険金として支払います。

住宅ローンを借りた人が亡くなったり高度の障害が残った時のリスクヘッジなのです。


一般的な団信は被保険者が死亡あるいは高度障害状態のときのみ保険が適用されます。

そのほかに、所定のガンと診断確定された場合の特約が付いた「ガン団信」、

ガンと脳卒中、急性心筋梗塞になったときの特約が付いた「3大疾病補償型」、

3大疾病に加えて5つ(金融機関によっては4つ)の生活習慣病(高血圧・糖尿病・腎疾患・肝疾患・慢性膵炎)

に対しても保険が適用される「8大(7大)疾病補償団信」などもあります。


これらの特約を付帯して保険の範囲を広げると、一般的には0.1~0.3%程度金利が上乗せされ、被保険者の負担増となります。

しかし、ガンと診断された場合に残債が半分になる「ガン50%補償」を追加保険料なしで付帯している金融機関や、

保険料負担がない疾病特約付き団信を提供する金融機関もあります。

団信の確認時は金利だけでなく保証内容の確認も重要です。


また、団信の特約保険料を金利上乗せではなく別途支払うタイプもあります。

金利上乗せ型はローン利用者の条件にかかわらず金利の上げ幅は一律ですが、保険料支払い型は性別や年齢で保険料が変わります。


・・加入するには健康状態の告知が必要

団信への加入には、生命保険や医療保険と同じように被保険者の健康状態の告知が必要です。

この場合の被保険者はローンの借入をする人です。

健康状態の告知後に保険会社による審査が行われ、承認されると団信に加入できます。

ただし虚偽の内容を告知すると告知義務違反となり、万一のときに保険金が支払われなくなってしまいます。


また、団信の審査に落ちたときは通常の団信より金利は高いものの、

病歴があっても引受範囲の広いワイド団信(加入条件緩和割増保険料適用特約付団体信用生命保険)なら加入できるかも知れません。

団信の補償内容は、他に加入している保険の補償内容やライフスタイルを考慮した上で、場合によってはファイナンシャルプランナーにも相談して検討します。



 
 
 

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